交通事故防止のためにいますぐできる対策

ここ最近、あおり運転・高齢者ドライバーによる事故・当て逃げ・ひき逃げ、など交通事故に関するニュースを耳にしない日はありません。こうした事故の被害は決して他人事ではなく、いつ自身や身の回りの人たちが巻き込まれてもおかしくはない世の中です。

そこで、いますぐにでもできる対策方法をいくつかご紹介します。自分で事故を起こさない為に、そして、事故に遭わない為にもできることから対策していきましょう。

「交通事故が起きた時に被害者が裁判を起こす方法」

交通ルールの厳守

大原則として、まず第一に交通ルールはしっかりと守りましょう。特にスピード違反など「周りも飛ばして走っていたから…。」などといった言葉は理由になりません。実際、信号無視やスピードの超過、中には飲酒運転などの交通ルール違反による事故は後を絶ちません。

ルールを守っていれば防げたはずの事故はたくさんあります。一人一人が安全運転を心がけることで、事故の件数は確実に減っていきます。もちろんこれはドライバーだけでなく、歩行者にも当てはまります。道路を横断する場合は横断歩道を渡る、自転車に乗る際は決められたところを走る、など、当たり前になっている交通ルールをないがしろにせず、再度意識し直してみることも大切です。

日常でよく使う道の再確認

普段通勤や通学、買い物などでよく使う道を改めて見てみましょう。見通しの悪い曲がり角や、見落とされがちな一時停止箇所などはありませんか。これらの箇所は、身の回りでも特に事故の起きやすい場所になっています。

いつも何気なく通ってしまっている道も、注意してみると意外な危険が潜んでいるかもしれません。こうした普段から気を付けるべき場所を把握・注意しておくことで、自然とかもしれない運転が身につき、事故の防止につながります。

ドライブレコーダーを付けよう

運転時の車外映像を録画することのできるドライブレコーダーですが、事故に遭った時の証拠映像としての活用だけではなく、事故の防止にも大きく活用することができます。特に車の後方に取り付けることで、後ろを走る車の撮影ができる為、煽り運転の抑止に効果的です。

国産メーカーの製品でも1万円前後で購入でき、取り付けも自分でできるほど簡単なのでおすすめです。

自動ブレーキ機能搭載車

新しく車を買う方へ向けてですが、自動ブレーキ機能の付いた車を選びましょう。走行中、前方に人や障害物を感知するとブレーキを踏むのが間に合わなくとも、自動的にブレーキがかかる仕組みになっています。前方不注意や、突然の飛び出しなどに対応できる為、近年では事故の防止に大きく役立っています。

ただし、自動ブレーキの作動にはいくつかの条件があるため、確実にブレーキがかかるわけではないことに注意が必要です。

電気自動車・ハイブリットカーに注意

年々増加傾向にある電気自動車やハイブリットカーですが、便利であるがゆえに注意していただきたいのがエンジン音です。特に電気自動車の場合、エンジン音がかなり静かなため、近くにいても歩行者から気づかれにくいという特性があります。

そのため歩道を横切る際や見通しの悪い曲がり角での事故も多くなっています。これらの車を運転する際は、歩行者から気付かれにくい、という点をしっかりと意識して普段以上に周りに注意しながら運転を行ってください。

免許証の早期自主返納

これは高齢者のドライバーに当てはまることですが、免許証の自主返納を行い、運転自体をやめてしまうというのも大きな事故防止策の一つとなります。高齢になってくると、集中力や注意力の低下が見られ、運転時に咄嗟の判断ができにくくなってきます。

また、体力的にも衰えが出始めると長時間の運転が辛くなったり、判断力が鈍り、運転に支障をきたす恐れもあります。「自分はまだ大丈夫」という気持ちが、気がつけば事故につながっているといったケースも少なくはありません。

自身の判断はもちろんですが、家族や周りの方とも相談をして、運転能力が実際に低下してしまう前に、前もって免許証の返納を行うことが事故防止につながっていきます。郊外や地方などでは買い物へ行く時や通院にどうしても車が必要、という方も少なくはないかもしれません。

そういった方への対応として、自治体によっては免許返納時にタクシーの乗車時に使えるタクシー券や、循環バスに乗車する際に使える乗車券・割引券を発行してくれるサービスもあるそうです。そういった制度もうまく活用しながら、早めの返納を検討してみてはいかがでしょうか。

運転をしない、という選択

事故の防止のために、あえて車の運転をしない、という判断も必要です。休日や祝日など、道路の混雑するタイミングではどうしても事故が増えてしまうのが現状です。そこで、あえて運転はせず、飛行機や電車などを使って目的地まで行ってみるのはどうでしょうか。

いつもとは違う環境で移動することで、新たな発見があったり、思いもよらない経験ができたりするかもしれません。

運転ルートの再考

どうしても車を運転しなければならない時などは、目的地までのルートをしっかりと確認しましょう。ルートが頭に入っている状態と、そうでない状態とで比較すると、ルートをきちんと把握している時の方が運転に余裕を持つことができ、集中力や判断力などが高まる傾向にあるそうです。

また最新のナビや地図アプリなどでは、渋滞などの交通状況がリアルタイムで表示されるものも多くあります。最短距離で目的地へ向かうよりも、渋滞箇所を避けたり、事故の多い箇所を迂回するなど、あえてルートを変更することで事故を防ぐだけでなく、スムーズな運転につながるかもしれません。

ながら運転に注意

近年の事故原因で急増しているのが、ながら運転です。通話をしながら、ナビ画面を見ながら、ケータイやスマホをいじりながらなど、他の作業を行いながら運転することで前方不注意や思わぬ事故につながることが多くあるそうです。

通話をしながらの運転はもともと禁止されていましたが、最近ではスマホなどのアプリをしながらや、LINEなどをしながらの運転も多く見かけられるようになってきました。そこで最近になり、こうしたながら運転に関する罰則が強化され、罰金が数倍に大きくなったり、違反点数が増加したりするなど、規制が厳しくなりました。

運転中に止むを得ず何か対応しなければならなくなった場合は、必ず車を安全な場所へ停車させてから対応に当たってください。通話などに関しては、直接ケータイやスマホを操作せずとも通話ができるようなハンズフリー機能を活用したり、Bluetoothなどの無線イヤホンを使いましょう。

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